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すずきの香草鉄板焼き [料理]

デパチカで立派なすずきを見つけた。

まな板からはみ出すほどの大きさ。40cm〜50cmはあるだろうか。これで380円というのだからお買い得だ。すずきとしては中くらいの大きさだろう。これより大きいと、家庭の設備では調理できない。

今日はこれを香草焼きにする。一応イタリア風。

魚屋さんで下処理をしてもらわずに買って帰ったので、まずはウロコを取る。

飛び散らないようにシンクの中で。さらにハラワタ、エラ、背ビレなどを取り除いて洗う。

結構骨が硬いので出刃包丁は必須。初めて出刃包丁使った時は、凶悪殺人兵器を手にしたような気分で落ち着かなかった。いまでもなるべく使いたくない。
さて。香草焼きというぐらいだからハーブを使うんであるが、本来は生のハーブを使うみたい。でも、高いので乾燥ハーブを使う。ローズマリー、セージ、タイム、バジル。オリーブオイルにつけて湿らせる。

さて、表面と内臓を取り除いた腹に塩を振る。さらに、おなかにニンニクと香草を詰める。これがおそらくはこの料理のミソだろう。

鉄板を熱くして油をひいて、すずきを焼く。

ここで鉄板をかなり熱くしておく。そういしないと、皮が鉄板に焦げ付いてはがれてしまう。
上からもオイルをかけて5分ぐらい焼いたら裏返す。

ちょっと長く焼き過ぎて皮が縮みすぎてはがれてしまった…ちょっと失敗。
上に香草とニンニクの残りを乗せて

皮に焦げ目が付くぐらい焼いたらオーブンへ。温度は180°ぐらい。

12〜15分焼いたら出来上がり。

イタリア人はエライ。ただの塩焼きとは違って、油を通じて魚の味と香草、ニンニクの風味が上手く混じり合ってうまい。オーブンで仕上げるので、身がパサパサになりにくいのも良い。

ずすきの他にも、黒鯛、石持でもおいしくできる。

今思えば、6年ほど前に母親とイタリアに旅行した時、ヴェネチアのホテルのレストランで魚を頼んだときに出てきたのがこの料理だった。おおきなすずきがどーんとでてきて、それをボーイさん(とはいっても50代ぐらいの)がスプーンとフォークで上手に取り分けてくれたのを思い出す。


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